少し前の話になるのですが、大事件が起こりました。
ある日の土曜日午前、飼い猫2匹のうちの1匹、母猫のデラが私が掃除の時に閉め忘れていた窓から脱走してしまいました。
今まで窓の閉め忘れは何度かあったものの、外を眺めても実際に外に出ることはありませんでした。
そのこともあり、油断しまくっていました。。
最初に気がついたのは長男。
すぐに捕獲しようとしましたが失敗し、デラさんはそのままダッシュで走り去り、あっという間に見えなくなってしまいました‥
すぐに私の妹家族にも手伝ってもらって近所中を捜索。
午後は部活から帰ってきた次男も合流し探し続けたものの、その日は見つからず‥
近所の方にはお知らせし、見かけたら連絡してもらう&場合によっては敷地内に入らせてもらう許可をもらう。
もともと近所を縄張りとしていた野良猫(我が家が飼い始めた時の推定年齢1歳)なので、きっと周辺にいるはずと信じて、その日から毎日、昼間は家にいる長女が近所を歩き回り、夕方は私や長男次男も探し歩く‥
1日目の夜
長女が外に置いていた餌の前に猫影を発見!
「あ!猫!」
次の瞬間、猫はあっという間に走り去る
「あの影はデラちゃんだった!」そう言うので、「デラちゃーん」と呼びかけるとにゃあにゃあと反応が!!
でも、呼ぶと答えるのにだんだんと声が遠くなり、そのまま聞こえなくなってしまいました‥
少し希望が出たので、外に餌を置くことは毎日行うことに。
一度知らない猫に食べらたり、雨の日は食べられずに残っていて悲しかったり、そもそも食べる姿を確認できたのは1日目だけだったので、なくなっていてもデラさんだとは確定できなかったり‥
目撃情報としては、脱走の翌日に次男が近所の家の室外機付近で見かけた(すぐに逃げた)ほか、4日目くらいに妹家族が実家近く(うちから200メートル以内)で似た猫を見たということで、きっと近所にあるはずと思うものの全く捕獲できる気がしない‥
何より夜は0度近くまで気温も下がるし、雪になったり、雨だったり‥
心配でたまらない日が続きました
保護団体に助けを求めようかと思いつつ、先に新聞に載せてみようと記事掲載を申し込みました。
この記事が載ったのは脱走のちょうど1週間後。
早速、記事を見た方が連絡をくれましたが、家から50キロ以上離れた場所かつ見かけ始めたのは1ヶ月前くらいということで、うちの子ではなさそう‥
車のボンネットなどに入り込むことで、かなり遠くまで行ってしまうこともあるらしいので、距離だけなら確認しに行こうかと思ったのですが‥
その日の夜は、たまたま夫がこちらの家で過ごす週末。
夫が夜中にパトロールしてくれると言ってくれ、夜中1時2時が良いらしいと聞いていたので12時半頃まで2人で待機していました。
その時、もう1匹の猫、マアナさんが外に反応。
もしかして?!と見るとデラさんの姿!!!
目があった途端に逃げようとしたものの、これを逃す訳にはいきません。
夫にマアナさんを他の部屋に移動してもらい、私はすぐにおやつを持って裸足のまま外に出て、呼ぶと反応あり!
おやつを見せると警戒しつつも寄ってきてくれました。
心臓バクバクでも焦らず、何度かに分けておやつで私のすぐ横まで来てもらい‥捕獲!!
夫に掃き出し窓を開けてもらいデラさんを無事に家に戻せました✨
↑捕獲の翌日。少し機嫌悪?
‥捕獲直後のデラさんは「捕まった〜〜」みたいな何とも言えない大きな声で鳴いていて申し訳ない気持ちになりました。
お腹が空いていたようで、フードとおやつを食べさせたら落ち着いてくれ、少し家の中をパトロールして、その日は私の布団で一緒に寝ました。
怪我もなく、無事に帰ってきてくれて何より。
帰ってきた翌日にマアナさんと対面
↑この顔w
たった1週間で母猫を忘れてしまったのか?という表情のマアナさんが可愛いです。
子猫の時のこの表情を思い出しました↓
デラさんが避妊手術から帰宅した時のもの。
丸一日経ったら元通りの仲良しに戻り、夜の大運動会も再開しています。
今回せめて首輪をしていれば‥という強い気持ちがあったので、ゆるくて外れてしまった前回の首輪とは違うタイプのものをすぐに買って、裏側には連絡先と名前などを書いたアイロンテプラを貼っておきました。
今後のための私への教訓↓
・首輪(連絡先)は必ず
・首輪などをした全身の写真をこまめに撮る(ポスター等のため)
・特徴を細かく言えるようにしておく
・ドア、窓は必ず閉める
・掃除の時なども油断しない!!(しばらく怖くて私は窓を開けられない)